FP2級合格したら、AFP認定研修後にFP協会へ入会する流れ

FP検定合格後の道筋 ブログ

FP2級を取得してから、AFP認定研修、そしてFP協会入会まで、私の場合は半月ほどでしたが難しかった。というのも、情報がない(あったんだけど、見ても分からなかった)。2回ほど、FP協会にメールして問い合わせ何とか登録できました。

復習も兼ねつつ、今後FP2級合格者が迷わないような道筋を記していけたらと思います。

FP2級合格後の流れをまとめると、
1.AFP養成講座へ申し込み
2.課題作成し合格する
3.AFP認定研修終了証明書にある【受講者番号】を使ってFP協会にAFPとして登録=FP協会へ入会

ちなみに、これはFP協会にAFPとして登録する流れです。「一般会員」として、AFP認定研修を受けずに会員になることも可能です(一般会員は、試験なしで誰でもOK)

ステップ1. AFP認定研修に合格する

とにかく、このあたりがややこしい~!!

1)AFP認定研修を開講している認定教育機関を探す

AFP認定研修とは、AFP資格認定の一つです。まだFP2級に合格していない人は、このAFP認定研修を受講・修了することでFP技能検定2級の受験資格を得ることが出来ますが、今回はすでに合格している前提で話を進めます

ややこしいのが、AFP認定研修はFP協会ではなく、外部の認定教育機関へ申し込む必要がある、という点です。2級FP技能士は国家資格で、AFPやCFPは民間資格と異なっています。


AFP認定研修についての説明
参考:日本FP協会HP

「FP協会 AFP」と調べると、FP協会が「AFP認定研修について」という文言で上記内容のサイトを提示しています。【AFP認定研修検索】を押すと、受講できる教育機関が表示され、この中から自分に合うものを選択し→申し込み→研修という流れになります。

2)教育機関の決定と申し込み

そもそも、AFP認定研修で何をするのかというと、【提案書】というものを作成する必要があります

私の場合は、現在のキャッシュフロー表と、改善後のキャッシュフロー表、改善のための提案書の計3つが提出課題でした。

(例)
・家族構成:3人暮らし
・現在の収入:夫(給与収入)800万円 妻(給与収入)80万円
・加入している生命保険・医療保険:リンゴ生命○○、メロン生命○○
・・・
【課題】
・現状のキャッシュフロー表を作成しよう
・家族が相談する内容に沿って提案書を作成
・対応後のキャッシュフロー表を作成

キャッシュフロー表
参考元FP協会

↑こんな感じのものを作成する。

選択基準:料金と何より分かりやすさ

①料金は抑えてコストパフォーマンス重視

一つの教育機関にしか申し込んでいませんので、他と比較することが出来ませんが、料金が安い2万円台のもので全く問題はありませんでした。

②分かりやすいという点は重要

そもそも課題の始め方、課題の提出方法、課題への質問と回答など、初めてのことで非常に混乱しやすいです。なので、全てにおいて分かりやすさは重要!

私が申し込んだ(株)アーティスソリューションズ(e-ラーニングの会社)では、課題の提出方法から課題に関する計算方法まで、文書とともに動画解説があり非常にスムーズに進みました。

また、課題に関する質問も可能で、「住宅ローンの繰り上げ返済に関する質問」に関して、非常に丁寧な回答をいただきました。

ステップ3. 課題に取り組み合格する

申し込んだ教育機関から課題が届いたら、さっそく取り掛かりましょう。(株)アーティスソリューションズの場合は、郵送で届く書類と同様の課題がオンライン上でも見られます。申し込み終了後、すぐに課題提出できますよ

他の教育機関の情報がなく申し訳ないですが、おそらく同様の課題提出となるでしょう。

課題提出から合格まで、約1か月と言われています。私は一気に進めたので、合格通知が来るまで約10日程で終了できました。

ステップ4. FP協会に入会

AFP認定研修に合格すると、【AFP認定研修終了証明書】が郵送されます。AFPとしてFP協会に登録するためには、修了証明書にある「受講者番号」が必要です。

FP協会オンライン申請
参考元FP協会

【AFPオンライン申請】から申請できますよ。AFP認定研修修了証明書記載の13桁の受講者番号の他、

・本人確認書類の画像データ
・2級FP技能検定の合格証書
・口座振替先の金融機関情報

が必要です。一つずつ登録できるので、AFP認定研修修了証明書が届くまで、他の申請を進めると良いでしょう。

まとめ

まとめると、FP2級に合格→AFP課題に合格→FP協会に登録のステップです。FP協会に入会すると、自分の好きなセミナーに参加できる他、SGスタディ・グループと言われる各地の勉強会に参加できますよ。これがすごく面白い。